生徒自身が「数の概念、計算の意味、計算が成り立つ仕組み」を明らかにし、新しい概念を発見、獲得できるように工夫されています。

0×2 と 2×0 の違いを どう教えるか？

キエ塾長

子どもに掛け算を教える時「ゼロという数字をかけたら答えはゼロ」になるって教えていませんか？　

ろん塾のプリントはゼロを掛けると、なぜ、答えがゼロになるのか？理解しやすい教材を使っています。

計算問題だけでなく、文章問題・図形問題・平均・速さ・密度・比と比例、単位あたりの量の内容も充実しています。

図形の学習教材

量の理論に関しては積み木を使って量を体感するも合わせてお読みください。

うちの子、算数/数学が苦手です。算数/数学のカリキュラムだけの受講はできますか？

ろんり塾では、算数/数学のカリキュラムだけの受講はお断りしています。

2010年から、ろんり塾をスタートして感じていることは、算数/数学が苦手と感じている子ども達の多くは、日本語力（日本語の文章を正しく読んで理解する力）が乏しいということです。

低学年では、優秀な成績だったのに、学年が上がるについて、算数が苦手と感じる子ども達は特に、この傾向が強いです。

沖縄は「計算が出来る＝算数が得意」と思っている保護者の方が多いので、習い事として、そろばんに通わせたり、計算塾に通わせる方が多いのですが、

計算のテクニックを先に覚えた子どもは、早く計算が解きたいので、文章問題の文章をながら読みし「大きい数字から、小さい数字を引けば良い」「”合わせて”という言葉があるから、この問題は足し算だ！」と安易に考えてしまいがちです。

この手法は、自然数の 足し算・引き算・掛け算・割り算の時には通用しますが、小数点や分数の問題、図形や速度などの単元になると、文章を良く読んで解くという経験が圧倒的に不足していますので、本当は文章がわからないだけなのに、算数がわからない→苦手と感じるというパターンに陥っているように感じます。

このような背景から、算数/数学学習のつまづきの多くは、第一言語(母語)の習得が必要不可欠だと考えていますので、算数/数学のカリキュラムだけの受講をお断りしています。

論理的思考トレーニング教材とは、

日本語と英語と算数/数学（特に文章題）の学びを通して、

論理的思考を育てるプリントや書籍教材のことです。

学校教育のカリキュラムで分類すると、国語、算数、英語と分類する教科を、

3教科を学ぶ目的を明確化するために、
ろんり塾では、論理的思考トレーニング教材と呼んでいます。

くり上がり・くり下がりの学習

日本語は日常生活で身につくので、英語を学ばせたいんですが、英語のカリキュラムだけの受講はできますか？

「国際化社会で子どもが不自由しないために、英語だけは学ばせたい」というお問合せは多いのですが、ろんり塾では、英語だけを教えていません。反対に、日本語だけの受講はOKです。

ろんり塾の論理的思考トレーニング教材 は、日本語教材が基礎になって、英語教材が作られていますので、日本語の文法がある一定のレベルに達したタイミングで英文法を導入します。

日本語教材を通した後に、英語教材を取り組むことは、一見遠回りに思われるかもしれませんが、科学的・体系的に構成された日本語教材を習得した後に、英語に取り組む方が、英語教材をより味わう（理解度が高まり楽しんで取り組める）ことができますので、最短で、使いこなせる英語力を身につけることができます。

日本語教材が、英語教材の基礎となるということが、イメージできないのですが、具体的にはどういった内容でしょうか？

どの言語にも共通して枠組みがあります。

例えば、日本語も、英語と同じように、名詞、動詞、形容詞、副詞、接続詞等の品詞があります。現在形、過去形、未来形といった構造もあります。

このような、言語一般に共通する特徴を、母国語で理解した上で、日本語と外国語を対比しながら学習を進めなければ、外国語の習得に繋がりません。

残念ながら、学校教育では、殆ど、教えられていませんので、言語力を高めるという視点で、ろんり塾では、科学的・体系的に、日本語を学んだ上で、英語の学習に進みます。

元祖！現代文のカリスマ予備校講師の出口汪が開発した「論理エンジン」「論理エンジンキッズ」教材を採用しています。

論理エンジンキッズとは

言葉を獲得し成長する小学生の時期に、楽しみながら「論理」を学び習得できる唯一の教材です。小学生の時期は、学校で「ひらがな」・「カタカナ」・「漢字」を習わせる、言語習得のためのとても大事な期間です。

この『論理エンジンキッズ』は、小学生低学年からでも楽しんで「論理」に触れられるよう開発した教材です。ただ単に言葉を知識として覚えるだけでなく、並行して論理的な言葉の使い方をしっかりと学ぶことで、今後必ず必要となる「論理的読解力・思考力・表現力」を飛躍的に伸ばすことができます。

論理的な読解力・思考力・表現力は、「大学入学共通テスト」や、公立中高一貫校の適性検査型入試、また全国学力調査の「国語B問題」などの問題を解くために必要不可欠な能力です。

さらに、情報を精査し、思考し、相手に分かりやすく伝える力は、大学での学びや社会人での仕事の場においても必要です。つまり、人生を生き抜く力を小学生のうちから育む教材が、この『論理エンジンキッズ』なのです。

論理エンジンの公式サイトより　https://ronri.jp/service/school/kids/

きえ先生、論理的思考ってなぜ大事なんですか？

習得した論理的思考は、全ての教科の土台となるだけでなく、さらには、生涯に渡って生きるための力強い武器になるので、とても大事だと言えます。

論理的思考トレーニング教材でもお伝えしましたが、子どもが社会人になる頃には、今の仕事の大半が人工知能にとって変わられると言われています。

なので、子ども達には、人口知能に仕事を奪われる事がないように、人工知能に使われることがないように、人工知能をうまく活用できる能力となる論理的思考をつけさせてあげることが急務であり、

論理的思考を身につけることで、ゆくゆくは、人生の選択肢を広げる技術（逆算思考・クリティカルシンキング・目標設定・達成の技術・習慣化の技術等）の獲得が容易になることを目指しています。

なるほど〜、論理的思考の重要性はわかりました。でも、小学生に、難しく感じる論理的思考は身に付くものですか？

はい、小学生でも身に付きますし、小学生から学習することが重要です。以前は小学生の時期に、論理的思考を育てるのは困難だと言われてきましたが、私が選び抜いた2つの論理的思考トレーニング教材 （数学教育研究会の言語教材と論理エンジン）を使って、幼い頃から、インプットとアウトプットの両方を反復練習することで、自転車の漕ぎ方を意識しなくても自然と操作することができるように、論理的思考も無意識にできるようになります。

ろんり塾では、日本の老舗のおもちゃメーカー和久洋三氏の童具を、創造活動だけでなく、学習教材としても活用しています。

Q.なぜ、おもちゃを学習教材として取り入れているんですか？

おもちゃ全般ではなく、ろんり塾の教材は、遊びながら学びを深めることができる、和久洋三氏の童具を取り入れています。

子どもは、遊びながら学び、学びながら遊ぶので、良質なおもちゃ（童具）で遊ぶ体験から、子どもの一生を左右する「生きる知恵」や「学力の土台（非認知能力・原数学体験）」が形成されます。

確かに、積み木は、図形とか得意になりそうですよね〜。

はい、おっしゃる通り、図形の展開図と出会う前に、数学的秩序に基づいて作られた積み木で、とことん遊び込んだ子どもは、 プリントの平面的なイラストからでも、立体図形をイメージしやすいです✨

しかし、童具遊びの効果は、それだけではないんですね。創造力、自発性、集中力、注意力、観察力、考える力、数学的秩序を感じる力など、勉強を始める前に身につけてほしい能力も育ちます。

また、子どもの遊びをよく観察することで、子どもの性格や能力が分かりますのでペーパー教材の導入のタイミングを決める目安となります。

積み木にそんな深い世界なんですね！

はい、和久洋三先生の童具で遊び込むことで、子どもの無限の可能性を垣間見ることができます。積み木は、自分の力で積み上げていきますが、いずれ崩れます。

崩れた時は、どの子もショック受けますが、その後は、気持ちを切り替えて、どのように工夫をすると崩れないかを考え、試行錯誤思案がら、より良い作品を完成させます。

その一連の流れが、それこそ、自分の人生を切り開くプロセスと同じなんです。

「積み木を使って量を体感する」「童具遊びは学びの土台作り」の2つのページも合わせてお読みください♪